耐震のお話
2026.02.18
見えない部分に、どれだけ向き合っていますか?
― 構造から考える耐震の話 ―

家づくりというと、
間取りやデザイン、キッチンや床材など、
目に見える部分に意識が向きがちです。
もちろん、それらも大切です。
しかし、本当に住まいの安心を支えているのは、
完成すると見えなくなる部分です。
筋交い(すじかい)、耐力壁、接合部。
家の強さを決めるのは、構造です。
そして構造は、そのまま「耐震性」につながります。
耐震とは、特別なものではない
「耐震」と聞くと、
耐震等級や数字の話を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、数値は大切です。
しかし本質は、
どんな材料を使い、
どのように組み、
どれだけ精度高く施工されているか。
つまり、構造の積み重ねです。
図面上で耐震等級を満たしていても、
施工精度や接合部の理解が不十分であれば、
本来の性能は発揮されません。
耐震性は「設計」と「施工」の両方でつくられるものです。
見えないからこそ、姿勢が問われる
構造は完成すると隠れてしまいます。
だからこそ、
丁寧につくる会社と、そうでない会社の差が出ます。
現場を知っているか。構造を理解しているか。
接合部や加工精度まで確認しているか。
見た目では判断できない部分だからこそ、
どんな姿勢で家づくりをしているかが重要です。
デザインと耐震は両立できる
私たちは、建築家とつくるデザイン性の高い住まいを手がけています。
「デザインを優先すると、耐震は弱くなるのでは?」
そう心配されることもあります。
しかし本来、
構造を理解したうえで設計すれば、
デザインと耐震は両立できます。
美しい空間も、その空間を支える確かな構造があってこそ。
どちらか一方ではなく、
両方を追求することが大切だと考えています。
中身まで誇れる住まいを
家は、長く住み続ける場所です。
地震が起きたときに、
家族を守れる住まいであること。
それは、特別な性能ではなく、
当たり前であるべき安心だと思います。
完成した姿だけでなく、
その中身まで誇れる住まいを。
私たちは、見えない部分にも責任を持つ家づくりを続けています。
ハウスプリードでは、全棟で耐震等級3を標準としています。
しかし大切なのは、数字だけではありません。
ぜひ耐震等級の数字だけでなく、「どうつくられているか」にも目を向けてみてください


